2015-08-11

いろんな細々

思い出したこと、いろいろ。

まず、ガソリン。
5月にミャンマーでガソリンの路上販売について、おぉぉ!!と驚きましたが、けっこうその後もありますね。
シンガポール、マレーシア、タイでは見かけませんでした。
しかし、カンボジアとベトナムでは一般的です。
少し違うところは、カンボジアではペットボトルではなく、洋酒の空瓶が主流だったことでしょうか。
つまりペットボトル売りではなく、ガラス瓶売りです。
よく判りませんが、ペットボトルだと溶けませんかね?
いずれにせよペットボトルが普及するより前から、空き瓶によるガソリン路上販売の歴史があって、ペット普及後も主流なんじゃないでしょうか。
もちろんペットボトルで販売してるところもありましたが。
それ以外には、ドラム缶をそのまま路傍に置いて、ポンプで給油する中途半端に本格的なところもけっこうありました。
ここベトナムにおいては、瓶売りは見あたりません。
ペットボトル売りですね。
でも、そうするとカンボジアの瓶売り残存説が弱くなりますねぇ。
だったらベトナムでも瓶売りが残っていてもおかしくないのに、実際にはペットボトル一辺倒です。
そんなことを考えながら、昔の日本はどうだったんだろうって、思いません?

夏草や、じゃなくてなんでしたっけ?
蛙飛び込む?
「蝉の声」の話しです。
この三ケ月弱の間、ずっと夏の世界に居たわけですが、ようやく夏っぽい雰囲気になってきました。
暑さだけならミャンマーが、湿気ならシンガポールがキツかったですが、やはり夏を実感するのは聞く者を押しつぶすほどに圧倒的な蝉の合唱です。
各国に蝉が居なかった訳じゃありません。
でも姿は見えないし、なによりも鳴き声が違いすぎます。
ミンミン蝉とか法師蝉とか、日暮蝉なんてバラエティに富んだ蝉なんかいない。
ただ、「ジーーーーー」とか「キーーーーーン」とか。
なんの機械が警報音を出しっぱなしなんだろう、という感じとか。
近頃の小学生がランドセルにぶら下げている防犯ブザー。
あれです(そこまでヒドくないか・・・)。
まったく風情がない。
それがベトナム中部、具体的にはホイアンに着いてから、多少は日本人にとっての蝉っぽいやつが鳴き出すようになりました。
まだまだ修行が足りない感じの鳴き方ですけどね。
ずっと「蝉」に対応するドンピシャの英語が無いらしいということが不思議だったんですが、アジアでさえこれだけ違うんだから、欧米にはドンピシャこれ!!な虫は居ないんでしょうね。
蝉はシケイダ?
そうそう、「静かさや岩に沁みいる」でしたね。

残日数。
長い長いと思っていた旅暮らしも、残すところ実質10日となりました。
ホイアンを出てからダナンに二泊し、本日の夕方に阮朝の王宮があるフエの街に来ています。
明日、もう一泊してから北上の予定ですが、だいぶ悩んでいます。
ツーリストバスで一気にハノイまで北上すべきか、もうすこしローカルな都市を飛び石伝いに上るべきか。
体力的には問題ないものの、旅も終わりに近づくと安全志向というか、保守的というか、そんな感じになるものです。
あれです。
引退間際の老刑事とか、あともう少しで本国に満期帰還できる兵士みたいな。
そういうときに限って相棒がメル・ギブソンになっちゃったり、テト攻勢が始まっちゃったりする。
いや、無事に出国したい(笑)

それ以上に、14日後、21日後。
二週間後には地元で仕事を探していて、三週間後には仕事している。
そんなスケジュールじゃないとマズいんです。
しかし、それが想像できない。
というか、そんなことばかり考えて異国にいる現実が疎かになると命取り。
とりあえず11日後に訪れるハノイでのログアウトしか見えない(笑)
その瞬間にそこに居ること、それが条件のすべてです。
いや、パスポートとベトナム航空のバウチャーが必須か。
それ以外の装備はすべて失っても構わないから(笑)
帰りの飛行機の中で、ようやく我に返って仕事に悩むんでしょうね・・・

とりあえず日本帰国まで、あと11日!!

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