2015-07-09

落書き解決篇

今日は朝から一日雨。
雨期という割には、いままでの一月半でまる一日を雨に降り込められたのは初めてです。
昨日は体調を戻すため、久しぶりの完全オフにして夕食以外は外出しなかったのですが、これで二日連続でお休みとなりました。
まぁ、こういう日々もあるか。
おかげで疲れもとれて、かなり体調は戻ってきています。

暇なんで、他のトピックをば。

しばらくサボっていましたが、植木屋?の話。
先日アップしたように、マレーシアではあまり盛んではなかった植木屋さん。
それでも芝刈りや下草刈りの職人は多かったです。
ところ変わってタイでは、かなり植木屋の仕事を見ました。
といっても下草刈り以外の作業風景は実見できませんでしたが。
タイの刈払い機は、日本と同じエンジン直結だということは既に書きましたが、日本と違う点は刃がナイロンコードや円盤ではなく、一枚の細長い金属板が一般的という点です。
安く作れるからでしょうか。
ちなみにマレーシアではナイロンコード一辺倒でした。
さて、ここカンボジアというか、少なくともシェムリアプでは全て手刈りです。
アンコールの遺跡内にはたくさんのグリーンキーパーが居て、どんだけ広いのという緑地にしゃがみ込んで、手鎌を振るっています。
ちょっと大きめで半月型の刃です。
刃渡り70cmくらいの刃の薄い刀を使って、振るう度にシャランシャランいわせている娘さんもいました。
近寄りたくない・・・
アンコール・ワットでこれなら、ほぼ全土で人力刈り込みなのでしょうか。
そういえばタイでは植え込みの刈り込みは、機械のトリマーを使っているようです。
刈っているところは見ていませんが、一方向にだけ流れる枝の残り具合からして機械作業。
しかも柘植(の仲間)を玉造にして、象とか鳥とかの動物の形に刈り込んだものがよく見られました。
そんなことする国は、今回の旅先ではタイだけ。
どこの家々の前にも鉢植えや蓮の瓶が並んでいたのもタイだけ。
タイになら・・・仕事がありそうです。
(これでも仕事を探しながら旅してんのよ、偉いでしょ?)

一ケ月半の間に伸びた髪を切ってきました。
商店街を歩いていて、何軒かの床屋に見当をつけておいて朝9時に。
とりあえず頭を指さして、人差し指と中指でチョキチョキのジェスチャー。
床屋なんだから、そんなことしなくても判るか。
床屋の兄さんが持ち出したハサミは、なかなかに切れ味が悪くて大丈夫か、これ?
しかしながら作業はとても細やかで、丁寧なものでした。
これでハサミが研いであったらねぇ・・・
料金は2ドルでした。

落書きの件、謎が解けました。
いろいろと調べていたら、日本人の落書き巡りツアーを催行している市内の旅行会社が出てきたのです。
おそらく、そこのガイドが印を付けたんでしょうね。
なんでも日本人の落書きは、13だか14だかあるそうです。
さすがに現地のプロだけあって、よく把握しておられる。
しかし最小催行人員は二名で、ひとり98ドル!!
シェムリアプ・プノンペン間のバスが5ドル程度だと思えば、これは驚きの金額です(見間違いかと思った)。
が、たしかにガイドなしで炎天下の広大な遺跡内を14ケ所も探すくらいなら、ドラゴンボールを5個集めるほうがまだマシでしょう。
オラにだって3つくらいは見つけられるんじゃねぇかな(もちドラゴンボールの方)。
あとはその落書きにどういう物語を語らせて、客の懐の金銭、じゃない心の琴線を揺さぶれるか、ですよね。
便所の落書きを14個見た、で終わらせないだけのガイドテクニックを要する、なかなかハードルの高い野心的なツアー企画だと思います。

さて、明日はいよいよ遺跡巡り二日目か?
日本帰国まで、あと44日!!


追記:
25歳の時に、初めて就職するぞって一念発起して就職情報誌を買いに本屋へ行ったとき、買ってきたのは「とらばーゆ」。
私はこういうミスが多いんです。
ちょっと狙いがズレる。
昨夜の書き込みの魔法の呪文・・・
よく考えてみたら、あれってアッコちゃんの魔法解除呪文でしたね。
自分に魔法をかけるのに、解除してどないすんね。

日本帰国まで、あと44日!!
ペルッコラブリン・クルクル・リンクル!!

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