2015-08-02

仏陀とLED(ホーチミン補足 & ダラット篇)

まだまだしつこくLED光背。

実は先のホーチミンでの話を書いた後、二時間かけてサイゴン川沿いの商店街を歩き回りました。
川のこちら側と向こう側。
古い建物 
サイゴン川北岸、川沿い風景
川の南は中心部より開発年代が新しいですが、こちら側のように再開発が進んでいない分、古めかしい生活感に溢れた地区になっていました。
サイゴン川を渡った商店街 

砂町銀座とか・・・強いて言えば、あんな感じかな。

で、川の両方で計2軒の仏具店を発見。
小さな店でした。
店頭で眺めるだけでは判りにくかったのですが、壁面に時計のようなものが幾つか掛かっております。
壁掛け時計じゃない
これじゃん!!
ぱっと見では壁掛時計に見えたんで、気づいていなかった。
やはり仏具屋で売っていたのか・・・
こうなるとプノンペンで仏具屋を探さなかったことが悔やまれますね。
でも、いったい何処にあんの?
あの街で目的地もなく、ただ彷徨うのは、ちと辛い。

以上が7月30日のサイゴン最終日、その夕方のことでございます。
その後、このダラットへ。
ま、だいたい先が読めてきたと感じている読者諸賢!!
その通り。
ここダラットでもLED光背は売られてまーす。
しかもこちらは仏具屋ではなく、電気屋で。
町の中心部の丘の上に小さなシティホールがあって、その周囲にバスの発着所や小市場があり、またいくつもの道が放射状に伸びているんですけど、その交差点の角に電気屋が二軒。
電気屋といっても新品のTVやスマホを売るような店じゃありません。
電灯とか電気スタンドとかの照明機器を売る、昔ながらの街の電気屋さん。
画面右辺りの店
こちらの店頭でLED光背を発見。
写真撮影をお願いしたら、電源を入れてくれました。
あぁ、やっぱこれだよ。
こんなにたくさん 
電源オン!
ひとつ壁から降ろしてもらって手にしたところ、製造した会社名も国名すら記されていませんでした。
それどころかボルト数・ワット数などを示す数字すらない。
どういうこと?

解釈のひとつとしては、これが国外輸出を前提に生産されていないニッチな商品だとする理解がありえますかね。
輸出なんかしないから、メイドインも書かれないし電化製品としての必要情報がなくても国内なら問題なく使える。
つまりはベトナム製品だという説が成り立ちます。
で、カンボジアへはベトナムから輸出されたんじゃないか、と。
(なんて強引な仮説!!)
では、ミャンマーでよく見たLED光背もベトナム製品?
よくわかりませんね。

逆にすべてミャンマー製品だという仮説もありでしょうか?
ミャンマーローカルな安い生産品が東南アジアに出回っている。
そして法整備や管理が緩いんで、製品情報が書き込まれていない・・・

でもミャンマー製なのであれば、もっと国内のいろんな所でLED製品が使われていてもいいようなものです。
生産できるのに使われていない、使用分野が限られるというのは、この説がスカである可能性を示しています。
やっぱベトナムなんか?
お店のおばさんに何処の製品かと尋ねてみましたが、英語じゃダメでした。
街歩きに疲れたら珈琲を

次はダラット市内の仏具屋を探せ、ですかね?
棺桶屋は見つけたんだけど、まだ仏具屋は・・・スミマセン。

0 件のコメント:

コメントを投稿