2015-06-23

ペナン最終夜

本日で出国からちょうど30日。
ようやく旅程の三分の一が消化です。
長かったような短かったような。
旅先でのカンを取り戻すのに時間がかかりましたかね。
財布の件なんかね・・・
まあ、訪れる各国で財布をひとつづつ落としていくという当初の計画通りのアクションだった訳ですが、シンガポールではなぜ落とし忘れてしまったのだろうか(という設定)。

今日は港(Jeti)を見物し、次いで午後はタイ領事館まで往復8キロちょっとを散歩して、あとはもう体力温存と情報収集のために宿でネットしています。
もうペナンは歩き疲れた。

さて、先日のマラッカで同室になった韓国人のヒー君に言われたこと。
日本人旅行者の持つ情報量がハンパない!!
どんなド田舎に降り立ったとしても、うろうろおろおろする他国の旅行者を尻目に日本人は「こっちだ」と目指すところに向かうのだそうです。
以前に来たことがあるのかと聞いても、たいていは初めての訪問。
じゃ、なぜ日本人だけ知ってるの、と。
聞くところのよると『地球の歩き方』記載の情報量は、他国他誌に比べて質が高いらしいです。
それもそうだけど、個人的にはネット情報のこまめなフォローが多いんじゃないかと思います。

たとえば私は、次に行く町の情報を最初に『地球の歩き方』で調べ、次いで「ペナン(現在地)、ソンクラー(目的地)、バス(交通手段)」のワードで検索をかけます。
すると、いろんな人のブログやら掲示板書き込みやらが山のように出てきて、それらをタイムスタンプを照合しながら読みあさるようにしています。
そこでは『地球の歩き方』の誌面に載りきらなかった情報がたくさん見つかります。
バスステーションの位置、そこまでの移動方法と金額、所要時間や時間帯、その場所の風景写真、失敗しやすい落とし穴、美味しい食堂や安宿の存在などなど。
他国の人たちも、そういうネット情報を残しつつ旅行してるんじゃないかと思うのですが、どうなんでしょうね。
明日の現場をストリートビューで確認してから仕事に向かう人が多い(?)日本人ならではの現象なのでしょうか。
いずれにせよ、たぶんその辺の国民性なんじゃないでしょうか。


それにしても、この10年ほどで海外旅行におけるネット依存は大きく跳ね上がりました。
ほとんどの旅行者がなんらかの端末を持ち歩いていて、ホテルもGoogle mapを見ながら捜し当ててきます。
けっこう目に付くのはノートパソコンをバックパックに詰め込んだ人たちです。
しかもモバイルノートとかではなく、15インチクラスのいわゆるデスクノートを持ち歩いている連中もかなりいます。
ACアダプタ込みで3キロは荷物が増える筈ですが、身体の大きな欧米人には苦にならないようで。
宅配弁当屋さん 
そういえば同室だった中国人の三人娘は先に出て行きました。 入れ替わりにいまはベトナムから来たドリカム構成の仲良し男女三人組(たぶん学生さん)がルームメイトです。 ちなみにドリカム構成って、90年代のドリカムです。 念のため。


明日は朝8時に宿を引き払って、一気に国境越え。
さようならマレーシア。
さて、タイで落とす財布の準備をしなきゃ。

日本帰国まで、あと60日!!

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