タイの観光ビザをとるため、朝から片道5キロの散歩。
領事館近くの古い空き家 |
途中の並木道 |
バスに乗っていけばよいのですが、市内のバスは小銭がないと乗れません。
(中心部は無料の巡回バスがありますね) 乗れないわけではないのだけれど、自動精算機がないうえに運転手は切符を発行してくれるだけで精算はしてくれません。 運転席の脇に選挙の投票箱みたいな箱があって、そこのスリットにお金を押し込むだけ。 なので小銭がなければ、おつりを貰えない覚悟で乗らなければ。 と言っても、せいぜい10~50円くらいの損にしかならないのですが。 一時間かけて領事館に辿りつくと、20人くらいの申請者が群がっておりました。 申請が終わって振り返ったら、後ろに30人くらいの列が。 週明けの月曜だったので、申請者が多かったのかも。 ビザは明日の午後に受け取りです。 昨日の午後はペナン・ヒルに登って参りました。 こんなかんじ↓
そこで今日はペナンのビーチってどんなとこ?って見に行ってきたのですが・・・ 市街からバスで40分ほどのバトゥ・フェリンギというビーチリゾートです。
しかし、誰もいない。 海の家も軒並み閉店。 気温は30度超えてますけど、いまは海水浴シーズンじゃないのかしらん。 海岸の監視所には人影もなく、遊泳禁止を示すと思われる赤旗だけが掲げられていました。 ここで三度、Dさんにご登場願いましょう。 (突っ込みどころ満載の話題の宝庫な方なので) 先日の送別会で彼は「いいなぁ、俺も犬がいなかったら一緒についていって、プーケットのビーチなんかでのんびりビール飲みながら日本人観光客の姉ちゃんを引っかけるのになぁ」と宣っておりました。 いや、プーケットなんかおっさんの一人旅で行かないからね。 リゾート旅行じゃないからね。 私にツッコまれながら仕事して銭もらうのと、私にツッコまれながら旅行して銭使うのとどっちがいい? ていうか、プーケットくんだりまで行って、なんで日本女性を? 地元でできることは地元(中野駅前)でやれっ!! ・・・という飲み会でしたね。 いや、男女を問わずナンパするほど人がいませんよ。 たしかにプーケットじゃないですけど。 Dさん、ついてこなくて良かったですね(笑)
仕方がないので先日身につけたボーッとする技術に磨きをかけるべく、一時間ほど浜辺に座って水平線を眺め、黄昏!!男塾を極めてまいりました。 ところで先のお釣りの話し。 海外旅行は小銭との戦いです。 いかに小銭を使わずに貯めていくか。 高額紙幣ではバスにも乗れないし、たいていの店で御飯が食べられません。 さて、ペナンのバスはお釣りが出ませんが、マレーシアの他の町ではバスでお釣りが出ます。 たまにお釣りが切れちゃって、じゃぁ端数はいらないよと、当然ながらこちらがそう言わざるを得ない場面に出くわすこともありますが、最初からお釣りが設定されていないペナンは特異なんじゃないでしょうか。 それとは別にタイ領事館でのビザ申請費用について。 これ、110RM(3740円)かかります。 で、私が50RM札を三枚出したところ、受付のお姉さんが10RMはありませんかと訊ねます。 ごめんなさい、ありませんと答えると、ちょっと困った顔をして奥の方へ。 なんだよ、皆から110RMづつ徴収してるんだから、お釣りなんかいくらでもあるだろうと思っていると、戻ってきたお姉さんはバラバラな紙幣でお釣りを返してくれた後で私が支払った紙幣を申請書に綴じ込んで「ハイ、次の人」 ここでようやく気づきました。 つまり受付は書類の受付であって、お金の出納や精算はしていないことに。 この辺が日本の業務感覚と異なるところです。 お客さんへのサービス業務じゃない役場仕事ですから、申請者の利便性は二の次ということもあるでしょう。 110RM持ってこいといったら、その額ちょうどを持ってこない方が悪い。 あとは受付でお金の管理をすることのメリットとデメリットを比べた場合、領事館としてはデメリットの方が多いと判断しているのかもしれません。 いずれにせよ窓口のお姉さんには悪いことをしてしまったと反省。
バスから見かけた露店の魚屋 |
明日はペナンの実質的な最終日。 小銭があったらバスでビザを取りに行き、なければ歩いてきます。 日本帰国まで、あと61日!!
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