2015-08-06

ブログ

旅行している間にいろんなブログを漁りました。
これから行く街のどこにバスターミナルがあるのか、日本円からの両替は可能か、端のちぎれた札はどうすべきか、etc.etc...
自分がこのブログを書いているのには、いくつか理由がありますけれど、そのひとつは、次にそこへ足を踏み入れる者たちへの道しるべ、という意識があります。
ネットはおろかガイドブックすらない時代に、地図だけを頼りに地元民の使う交通手段を乗り継ぎながら旅を続けた先人たちには、申し訳ない話ですが。
ミャンマーでスマホが普及しつつある時代ですから。
訪れる方も迎える方も、そういうスタイルを選べる時代ということで。
いろんな人の情報を読んで、その断片が現地で大きな助けになったことは数知れず、ここの一部でも誰かの助けになったり、読んだ人がここに行ってみたいと出かけてくれたら、とても嬉しいです。

さて最近読んだ中で、以下の方のブログがとても面白く、為になりました。

http://storys.jp/story/13108

直接的に役に立った情報があったわけではなく、ただ書いている人がとても面白い女の子。
ベトナムで詐欺にひっかかる話なんか、なんでそんな超初歩的なのに引っかかるんだよ!! って思いながらも、ドキドキしつつ手に汗を握って読みました(笑)
結末は解りきっているのに。
そういう惨めな失敗は独り旅をする多くの人が体験していることですが、ここまで書かれることはあまり無いと思います。
やはり我が身を省みても、それは自分の無智と恥であり、怒りと嘆きと屈辱の記憶ですから。
でも彼女の文章には、読み終わった後にこちらまでイヤな思いにならない、不思議な筆力があります。
しかも若さに似合わず、語り口も巧い。
(羨ましい!!)
そしてなによりも、これだけのダメージを受けて、なお足を竦ませることなく旅を続けられる、その意志がスゴい。
男だって泣きながら途中帰国しちゃうと思うのにな。
すみません、女性蔑視ですね、これ。
とまれ、こういう女性が嫁だったら・・・とは思いません(夫婦でイケイケは危険・笑)が、娘だったらさぞ楽しいだろうと思います。
自分が歳をとって動けなくなっても、娘の話を聞かせてもらうだけで世界を感じられるんですから。
たぶん父親としては、ものすごく心配させられるのでしょうが。

ニャチャンの彼女の感想が笑えます。
やっぱ独り旅の人は、そう思うよね。

世の中には、いろんな面白い人がいるものだと。
会ったこともない女の子の話でした。

そういえば7月14日のシェムレアプからバッタンバンへの船旅写真を追加しました。
賞味期限切れかもですが、よろしければどうぞ。

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