2015-08-05

ニャチャン三日目(招き猫)

ニャチャンも三日目となってしまいました。
三泊して実質二日と想定していたのですが、初日の午後だけでけっこう歩き回れてしまったこと、ビーチがまったくお独り様向けではないこと、移動が夜行になったためにニャチャン滞在が丸一日分増えてしまったことが重たいです。
今日はもういいとして、明日の昼間はどうしたもんか?

本日は市内北隣のタップ・ドイというチャンパー時代の遺跡に行ってきました。



市内から4番のローカルバスで行けるんですが、バス停で待っていたらセーオムの運チャンから2万ドンでいいと誘われました。
4~5万はふっかけられるんじゃないかと思っていたので、あっさり合意。
とくに問題もなく、10分かからずにタップ・ドイへ到着です。

市内から橋をふたつ渡るだけです。
しかし、ごちゃごちゃとした市街の景色が川と橋によって開かれて、とても開放感のある景色でした。




遺跡そのものは、さしてどうということもありません。
うれしいのは、気詰まりで面白くない街から一歩出られた、という開放感です。
帰りはセーオムやタクシーの勧誘を断って、いったん海際へと散歩。




浜辺があるわけではないのですが、南に弧をなして連なる純白のビーチを眺めながら、30分ほどボーッとしてしまいました。
そういうことの出来る場所が、ニャチャンの中心部にはありませんから。




その後は市内北側のダム市場を見物しつつ、一時間半ほどかけて昼過ぎにはホテルへ。
ただいま、そのホテルの誰もいない屋上でデッキチェアを拡げてブログを書いてます。
が、あんまり良いネタがないですね。



そういえばひとつ。
昨日、休憩で入った喫茶店で金色の招き猫を見ました。
日本のと同じ、アレです。
電動で左の前足がおいでおいでしていました。
お洒落でシックと言うよりは、アメリカンカジュアルな志向のお店で、それはベトナムには(いまのところ)珍しいミニスカートのウェイトレスがいることからも判る、いわば外国人観光客向けの店だったんですが、入ってしばらく何かがズレてると違和感を感じていたのです。
で、帰り際にふと扉の前で見下ろした金の招き猫が、その元凶だったわけ。
招き猫。
あれってどちらのご出身?
豪徳寺? だっけ? でしたっけ?
ちょっとぼんやりしていて、この二週間のベトナムで招き猫が何匹いるか数えていませんでした。
迂闊です。
たしかホーチミンのどこかの店頭で、ふと見かけて「あぁ、招き猫」とだけ思って忘れていた気がします。
その時点でどれだけポピュラーなのか考えるべきでした。
少なくともカンボジアには居なかった。
昨日の招き猫は、ひっくり返してみたら Made in China と書かれていました。
日本の招き猫も、電動ならそのほとんどは中国製だと思います。
陶器製はわかりません。

さて、ネットでいま調べてみたら、中国にも「招財猫」なる招き猫があって、日本の招き猫が台湾経由で移入されたものだとされています。
であれば、それがさらにベトナムへも招かれているわけですね。
自身はおいでおいでし続けながら、思えばずいぶん遠くに来たもんです。
どこまで行くのだ、招き猫(笑)
以上。

現在、いまだ午後3時40分、どうしよう。
日本帰国まで、あと17日!!

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