隣の家は電気ついていたから、たぶん節約停電なんだと思います。
ちなみに電源が復帰したのは13:30でした。
ちょっとダナンでのこと。
ダナンには8/9昼から11昼までの2泊でした。
ホイアンの宿で車を頼んで40分ほどのドライブ。
ミニバスかなんかと思ったら、ふつうのトヨタのセダンでした。
それに客として白人夫婦と私。
11万ドンでしたが、宿からバスステーションまで徒歩40分だったんで、そこをセーオム頼んで、ぼったくりで有名なホイアン・ダナン間の循環ローカルバスに乗ると、値切りを頑張らなければ差額が出ない・・・
ホーチミンでの出会いでフル回復したはずのHPも、ダラット、ニャチャンを経てすでにかなり減っていたので、もう甘えちゃいました。
ビバ!!ツーリズム!!
さて、初日はダナンの駅近くに宿をとってから、その駅へフエまでの切符を買いに行き、それからぐるっと市内を散策。
とくに見るべきものはありません。
まだまだ開発されていないビーチがあって、川沿いに外国人向けの洒落た店が何軒かあって、川にドラゴンを象った(少々イかれた)巨大橋が掛かっている。
市内やや西に大きな市場があって、その周辺が栄えている。
人口80万の大都市ですから、街自体は大きい。
店も多い。
市場近くなデパート前 |
神具屋です、パチンコ台を売ってるわけじゃない |
一人春巻きは無理!! |
もうHPもレッドゾーン(笑)
スイーツで心を和ませる |
日本料理屋になら和風な正統招き猫いました |
駅東側の廃線跡は商店街 |
8時に朝食を採った後、夕方に涼しくなるまで宿で休むことに。
もう長いこと休みの日をとっていないんで。
で、11時にトイレに立って、ふたたびドミトリーの扉を開いてみたところが、隣のベッドに新しい客が。
ん!? あれ? もしかして?
ナベさん!?
新しい隣人は、ホーチミンで隣のベッドに寝ていたナベさんでした(笑)
ダナンで追いつかれてしまった・・・
しかも同じ宿の、隣のベッドとはね。
この日はフエまでの汽車の切符を買いたいという彼を駅まで案内し、その後は駅前通りをまっすぐ歩いて辿りついた池の端のカフェで昼食。
ナベさんは私と違って、わりとオープンに人の輪へ飛び込んでいく人で、そのときも地元の人たちの席に割って入っていって、「それなに?」「美味しい?」「じゃ、これと同じものを」って感じで注文。
まわりの人たちが「変な外人が来たぞ」という感じで寄ってきて、たまたま話が弾んだ相手がミュージシャンのグループで、今晩ライブだから観においでよと誘われました。
話を聞くと、そこは海辺の超高級リゾートヴィラで、場所もホイアンとダナンの間あたりと遠い。
うーん、どうしたものかと悩むも、ナベさんの「ここまで話が弾んだからには行きましょう」「こういうの観光では行けませんから」という言葉に後押しされて、そのままズルズルと15時までビールを飲み、ビリヤードに連れて行かれてそこで飲み、17時からまた飲んで・・・
彼の運転(飲酒運転です・・・)で海辺のリゾートに着いたのは19時ちょうど。
そこは絵に描いたような、というかポスターにしたような高級リゾート施設。
すでに集まっていたメンバーと合流した彼は、リハもサウンドチェックもなしにいきなり本番!!
さすがにそういうところで外国人客を相手にプレイするだけあって、けっこう巧かった。
とくにボーカル(フィリピン人の女の子)なんか良かった。
私も知ってるような・・・つまり、やや年齢層の高い外人客向けの曲が掛かって、それはホイットニー・ヒューストンだったりクランベリーズだったりスターシップだったり(笑)
思わずPAの後ろで独りで踊っちゃいました。
浜辺でときおりゲロ吐きながら。
えぇ、歳経りた化け猫も私も、人の見てないところでは踊るのです。
これ読んでる人、誰もみたことない筈ですけど。
(見ると命が縮まります)
その夜は22時までライブを楽しんで、夜遅くに宿へ帰りました。
ほんのちいさな出会いの玉突きで、澱んで見えたダナンの街が私の大きな思いでの街になりました。
私を引きずってくれたナベさんと、なによりダナンの昼と夜の輝きを損得抜きで見せてくれたミュージシャン氏達に感謝。
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