ベトナムです。
今日はこの10日ほどの間、いろいろと“お世話”になったカンボジアを後にして、ボートでメコン川を下ること6時間弱。
メコン沿いの国境の町、チャウ・ドックに来ております。
7時半にキャピトル・ツアー前でワンボックスにピックアップされて、他の客を拾いながら市内北側のワット・プノンに近いボート乗り場へ。
そこでパスポートを控えられるなどの事務手続きの後、8時10分に出航しました。
それが川を下るにつれてだんだん広くなります。
だけど、意外と川を行き来する船が少ないですね。
プノンペン付近こそ、そこそこの数の船が上り下りしていましたが。
なんだか砂を満載して、喫水線をはるかに越えた舷側すれすれまで沈み込んだ船が、北に向かうのが多かったです。
工事の多いプノンペンに向かうのでしょうか?
その空船が川を下りますが、上りと下りとでは同じ船とは思えない姿です。
それくらいか。
こんな大河なのに勿体ない、陸の道路事情も良くないのに。
さて、船は11:30頃に下流から来た船と落ち合って乗客を交換。
私たちは乗り換えたボートで、12時にカンボジアの出国イミグレに到着。
10人も乗っていないのであっというまに手続き終了。
続いて10分ほどでカンボジア側の入国審査。
これもあっという間。
いままででいちばん楽な国境越えだったかもしれません。
ベトナム領に入って変わること。
まず船の数と種類の多さ、人の行き来の頻繁さ。
イミグレーション前で上流と下流を見比べただけで、別の国ということが一目瞭然です。
ベトナム側では、いちばん多い船は穀物(米?)の運搬船でしょうか。
川岸に倉庫があって、そこに横付けした船の船倉へと穀物がザーッと流し込まれます。
それ用に過積載できるように、船のあおりが改造されていたりする。
他は数キロおきにある大小の渡し船たち。
二丁櫓の手漕ぎ船を自転車感覚で乗りこなす女の子。
漁師の小舟。
スピードボート。
生活用品一式を積み込んだ家船もあります。
国境ひとつで、こうまで変わるんですね。
同じ川なのに。
チャウ・ドックは国境線まで4キロほどの街です。
船着き場があってマーケットがあるだけの街です。
市内の道路はガタガタで、どこもかしこも工事中。
バッタンバンほど暗くはないですが、夜7時を過ぎるとほとんどの店が閉まります。
街灯があるけど、夜の早い田舎町。
今日は金曜なので、7時半頃に川沿いの公園へ出てみたら、夕涼みの人々が多く出ていました。
100人くらいの子供たちが男女に分かれて空手を練習していました。
そういやバッタンバンの川岸でも、30人くらいの子供たちがテコンドーの練習をしていましたね。
明日は南へ60キロほどのロンスエンへ向かいます。
日本帰国まで、あと36日!!
(やっぱ残金が心配になってきた・・・)
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