小降りになった10時半過ぎにホテルを出て浜辺へ向かうつもりが、ちょっと遠回りして市街地を散歩する気になり、さらに市街地南東の岬にある山をぐるっと廻ってみる気になってしまった。
結果、徒歩三分で着くはずのビーチにたどり着いたのは二時間半後。
合計10キロを踏破してからのことになってしまった。
アホじゃないのだろうか?
さて、市街地はとくに何もなく、あまり特色もなく。
市街南のフロントビーチを呼ばれる浜辺は、護岸工事のために砂浜はほとんど残っていない中、丸いお椀状の小舟に乗った漁師たちが魚を穫っていた。
他には湾内に漁船、湾外に大型船、遠く沖合に原油採掘のプラットホームが蜃気楼のように聳えている。
誰もいないフロントビーチ |
背景に霞むのが原油採掘施設 |
フロントビーチ周辺には漁民と清掃員の他、観光客は皆無。
それでも私の投宿しているバックビーチ側と異なって、こちら側には白人観光客たちが何組か歩き回っていた。
そして彼ら向きの洒落たカフェバーが海沿いに何軒か。
ブンタウの良いところは、誰も私に構わないこと。
ベトナム人観光客が家族連れや団体で押し寄せているんだから、彼らが落とす金で十分なんだろう。
なにも苦労して言葉の通じない外国人、しかも金払いの悪いバックパッカーに食らいつく必要はさほど無い。
だからのんびりとベトナム人と同じように過ごせる。
べつに海の幸が美味いとか、さほどに思わないし飯の選択肢は少ない。
夜遅くまで酒が飲めるような店は遠い。
でも、これで十分である。
賑わうバックビーチ側 |
晩ご飯、600円くらい |
明日はふたたびホーチミンへ帰還。
これからハノイへ向けて北上する算段を付けて、31日には出発する予定。
そろそろ終着点が見えてきた感じ。
日本帰国まで、あと25日!!
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