(昨夜書いてアップできなかったもの)
バンコクに来ています。
といっても観光客がイメージするバンコクじゃなくて、カオサンのさらに西、チャオプラヤー川を渡って徒歩20分ほど、トンブリーの北の外れにあるバックパッカー宿。
これ以上西に外国人の泊まるようなゲストハウスは、もう無いよってところです。
しかも場末だからか一泊550円くらいの激安価格。
17人部屋のドミトリーで、けっこうな客が入っていますが、皆さん欧米人です。
例によって昼間ゴロゴロしていて、日暮れとともに全員カオサンへ飲みに行っちゃいました。
ものすごい場末の宿という雰囲気が漂ってますw
なんというか・・・高円寺や荻窪あたりのライブハウスに二段ベッドを放り込んだみたいな感じ、と言えば判ります?
カオサンには、この金額の宿ってもう無いからね。
今日はペッチャブリーの宿を9:20に出立。
念のため駅に寄って7時過ぎの各停が来る前かどうか確認しましたが、すでに通過済みでした。
次は午後まで各停はなく、あるのは急行だか快速のみ。
240バーツ(くらいだったと思う)と聞いて、ロットゥーに切りかえました。
駅から東に少し戻ったところにあるロットゥー乗り場で買ったチケットは100バーツ。
9:40頃発で、バンコクの戦勝記念塔前(終点)着が12:10。
残念ながらロットゥーの方が圧倒的に安くて速い。
さて、初めての町に入ると必ずすることがあります。
町からの脱出経路の確認です。
バスターミナルや駅、ロットゥー乗り場の位置を足で歩いて距離や時間を調べます。
次の移動時の出足でバタバタしないで済むように。
今日はトンブリー駅まで歩いて時刻表を確認し、ついでにチャオプラヤー川を渡ってカオサンを見物してきました。
9年ぶりのバンコク、しかも下町ではありますが、ずいぶんとイメージが変わった感じがします。
こんなに綺麗で歩きやすい町だったっけ?
カオサンは喧噪と人混みが煩くて、宿の部屋が狭くて高いので敬遠しましたが、9年前と比べてちまちまとした店が減って大型のレストランバーが増えています。
通りの中央北側に日本人ばかりが屯していた路地があって、私も二泊したことがあるんですけど、ずいぶんと雰囲気が変わって日本人の姿は見あたりませんでした。
私がかって泊まった宿自体は健在でしたが、客層は欧米人にシフトしているようです。
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カオサン通り |
夏休み前の日本人客の少ない時期とはいえ、路地のオープンチェアでビールを飲んでいた日本の若者たちは、どこに消えてしまったのでしょう?
円安で貧乏日本人が旅行しなくなってるのかもしれません。
ま、他人のことはどーでもいーけど。
あと減ったもの。
トゥクトゥク。
インターネットカフェ。
とくに後者はネットブームとともに雨後の竹の子みたいに増えたようですが、いまはほとんど見かけません。
べつに外国人旅行者が使わなくなったからじゃなくて、タイの家庭にもネットが普及し、かつ殆どの人がスマホを持つようになったからでしょう。
以前は夕方になると、IP電話で遠隔地や海外の家族と連絡を取り合う人たちの姿が多く見られましたが、そういうことが家庭でできるようになったんでしょうね。
僅かに残っているのは、ネットゲームに特化したブロードバンドのネカフェだけです。
しかもこれがそれなりに、まだ繁盛しているw
皆同じ方向を向いてゲームに熱中している様は、日本のパチンコ風景を想起させられます。
この分だとバンコクの都心部も変わったのかなぁ、と。
しかし明日の早朝はトンブリーの駅から西へ。
現役復帰した乗り鉄として、やはり泰緬鉄道に乗ってきます。
「戦場にかける橋」ですね。
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