旅も2ケ月目にはいると同時に、4カ国目に入国しました。 9年ぶりのタイです。 前回は一ケ月かけてタイ北部からとラオス縦断をしたので、タイ南部は初めてです。 今朝は8時半初のミニバス(ハイエースロングのバス仕様)でコムタ前を出発。 金額は35RM。 対岸のバタワースからハイウェイをぶっ飛ばしました。 ペナンより北は今まで見られなかった水田地帯が広がります。 靄にかすむ水田風景は日本のようにも見えますが、よく眺めてみると椰子の木があったりして。
さて、国境まで35キロくらいのところから、突如ハイウェイを降りて地元の田舎道を縫うようにハイウェイと並走しました。 ほとんど地元の生活道路と農道です。
なんでしょうか、気になります。 国境直前でハイウェイに戻る100m手前でも、いったん停車してドライバーはどこかに電話をかけて何かを確認し、それからハイウェイに合流。 料金所とか検問とかを避けたんでしょうか? ハイウェイ合流手前で電話なんて超怪しい(笑) きっとなんか微妙な事情があるんでしょうね・・・ 国境自体は無事に通過してタイに入国。 国境を越えたからって、そう劇的に何かが変わるわけじゃなし・・・ と思っていたのですが、タイに入ると同時にいろいろと雰囲気が変わります。 マレーシアより薄汚れて見える(灰色が多い)建築物はオレンジの瓦屋根から灰色のスレート葺きに変わり、ぐっとインド文化色が強くなります。 家々のベランダには牢屋のような鉄格子が増え、フリーダムすぎる電線が電信柱から伸び放題。 年季の入った古い車の数も多く、マレーシアでは見られなかった過積載のトラックが目にはいるようにもなりました。 けっこうボーダーひとつで変わるもんなんですね。 ミニバスは13時過ぎ(タイ標準時では12時過ぎ)に南部最大の都市・ハジャイに到着。 その後、持ち金をバーツに換金してから乗り合いのソンテオでソンクラーへ。
一時間20分もかかって30バーツ。 ソンクラーはマレー半島の今までとは逆サイド、東のタイ湾に面した港街です。 ちょっと大きな町に疲れちゃったんで・・・
子供の通学もソンテオで |
これといって何もないちいさな街ですが、エメラルドブルーの海はとても美しかったです。
その海岸には、太平洋戦争の劈頭でシンガポールに向かう山下兵団が上陸したんだそうで。 いくつかある上陸点のうちのタイ領内の最南端。 ここに日本人が(野郎ばかり)1万人くらい溢れたことがある、というのが信じられませんね。 夜はゲストハウス近くの露店でチャーハンを食べました。 気のせいか・・・マレーシアよりも盛りが良くて味も良いように感じます。 単にその店の盛りがよかっただけでしょうか? 個人的にタイ料理やナンプラーに馴染んでいるというだけでしょうか?
そういえばタイに入って明らかに変わったことが、もうひとつ。 町中でナンプラーの匂いがプンプンします(笑) さて、明日は北に200キロ。 ナコンシー・タマラートへ向かう予定。 日本帰国まで、あと59日!!
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