2015-07-14

バッタンバン

バッタンバン

さて、バッタンバンの街です。
意外と普通の街です。
意外や西洋人観光客が目に付きます。
あの船旅の人数を考えれば当然か?

ソーラーパネルも売られてる 
!刈払い機も売られてる
強いていえば雰囲気がタイ寄りでしょうか。
車はトヨタのカムリ一辺倒だったシェムリアプですが、こちらではカムリが相変わらず多いものの、他にカローラや韓国車が増え、なによりもピックアップが多いんです。
タイの人気車種はハイラックスみたいなピックアップですから。
ベトナム寄りのヘン・サムリン政権支配下にあったシェムレアプと、タイ寄りだったポル・ポト派拠点のバッタンバンの違いなんでしょうか?
スコール襲来
雨上がり
ただ、町並みはフランス統治下の面影を残すところもあって、中心部ほど落ち着いた趣です。







べつに戦禍を偲ばせるようなとこもなくて、客引きもあっさりしているし、町中ではそんなに治安の悪さも感じない。

ただ、夜は真っ暗です。
街灯が極端に少ないので、メインストリートでも主な照明は行き交う車やバイクのヘッドライト。
電飾照明の看板もほとんどありません。



日暮れとともに商家も店じまいしますし、地元人の使う飯屋や露店は夕方5時過ぎから営業を始めて、7時過ぎにはもう片づけに入っています。
あとはもう真っ暗。
通りによっては誰も歩いていない。


明るい場所は外国人向けのいくつかの店と、川辺のナイトマーケットくらいです。
外人向けのバーやレストランは、客が入っているところもあれば、閑古鳥の鳴いているところもあり。
まだ本格的な観光産業が軌道に乗るには間がありそうですね。
サンカー川岸の公園で屋台を冷やかしながら夕涼みをする家族連れの、その子供たちの数と元気さが印象にのこりました。


あの子たちが大人になる頃には、ずいぶんと明るい街になっているんじゃないでしょうか。

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