今日の午前中は、バガンから東へ50キロほどのところにあるポッパ山へ行ってきました。
山形県で喩えていえば山寺? なんで山形なのかというと、山形育ちなもので。
ついでながら上の書式が変なの気になさらずに。 さて、ニャウンウーの市場前からローカルバスがあるとのガイドブック情報で朝の7時に行ってみたところが、そんなバスはありませんでした。 もしかしたら見落としたか、観光客ハイシーズンしか運行していないのか・・・ そこで近場の旅行代理店のオバチャンに訊ねてみたところ、タクシーチャーターで45ドルだとのこと。 笑いながら、そんなの無理だよと言ったところが、ではもっと安い車があると連れてきたのがスズキの軽トラックでした。 黒いグラサンの親爺がニカッと笑って「往復30000チャットぽっきり!!」 約3千円ですね。 往復100キロで3千円なら・・・その話、乗ったぁ。 途中、車はバガン入域検問所脇の茶屋で停車。 「ここは儂の娘の家なんだ。 ガソリン入れるから、ちょっと待ってて」 あぁ、朝飯かな? なんて思っていたら、物置から持ち出したのは手持ちのオイルサーバーと漏斗、それに不純物を漉すための網。 ホントにガソリンだったのか・・・ 暑熱の国で、そんなとこにガソリンを保管していて大丈夫なのか?
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ガソリン入れてます |
みんな、どこの家にもガソリンがあるんだろうか?
さて、走り続けること一時間。 視界の向こうに山容が姿を見せ始める。 山寺・・・じゃないですね。 筑波山? いや、もっとでかいよ。
丹沢の大山くらいあるんでないのか。 そして、一時間半かけて辿りついた聖地がこれ!!(↓)
なんだ、この007にでも出てきそうな奇観は(悪役の本拠地設定)。
これ造った職人さんたち、大変だったろうね。
途中はこんな感じ。
さすがに山頂からの眺めはすばらしく、どこまでも広がるエーヤヴァディ川(これが昔風に言えばイラワジ川)沿いの丘陵地帯です。
ところで、山頂で猿にペットボトルを盗まれました。 寺院にはものすごい数の猿どもがいて、たぶん神仏の使いとされているんじゃないのでしょうか。 でかいツラしてノサバっています。 で、登頂を果たしたした私が断崖を背にしてふぅっと一息ついた途端、あり得ない方角、すなわち断崖の向こうからヒョイと手が伸びてきて、バッグに挿していたペットボトルが猿の手に。 ぐぬぅ、せっかく山頂まで我慢してたのに。 猿は私の命の糧を手にすると、器用にキャップを回してボトルを開け、私の前でグイグイと一気飲みしてくれちゃったのでした。 なにしてくれんの!? チクショー、海外旅行で初盗難。
教訓・猿の多い場所では断崖や壁を背にしていても気を抜いてはいけない
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画像は犯人と無関係です |
午後は15時までゲストハウスでお昼寝。 地元民も昼はけっこう寝ています。 夕方からバガン遺跡群へ。 日没前のシュエサンドー・パヤー上段からの素晴らしい眺めで一日の締めくくりといたしましょう。
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