2015-06-04

バイタク観光

こんにちは。
11日目の午前中、ホテルでゴロゴロしています。
酷熱の太陽に照らされながら、この10日間で計100キロを歩き、バスとバイクで900キロほど移動して草臥れました。
まだ体力的には余裕がありますが、疲れると判断力が鈍るし倒れてからでは遅いし。
よって本日は初めての完全OFF。
この二日間は、ずっとバイタクの後ろに乗って観光してました。
市内と郊外の広範囲に見所が散在していて、京都みたいに寺から寺へと伝って歩くような観光はできない街です。
また中心部は街ごとの個性に乏しく、街歩きを楽しむには不向きな都市だと思います。
で、バイタクに乗っていると目的地の入り口で降ろされて、
「じゃ、あの山の頂に寺があるから」とか、
「この湖の木橋は往復2.4キロ、バイク禁止だからここで待ってる」とか、そんな感じでけっこうアスレチックな内容が多いのでした。
35度前後の気温で山を上り下りする10キロって、日本で仕事してるのと変わらないわ。
しかもお金払って・・・
リゾート旅行じゃないのは確かだけど、このハードさは何?
その間、ドライバーのリン・リン氏は涼しい顔して木陰でスマホをいじっています。
リン・リン氏
ちなみにスマホですが、けっこうミャンマーでも広く普及しています。
お金持ちの持ち物と言うよりは、もっと庶民的な感じがします。
サムスンやLGの韓国勢、ファーウェイなどの台湾製もありますが、シャオミなどの中華スマホがいちばん多いようですね。
リン・リン氏のも「安いから」という理由で中国製のAndroid。
そういえば若い娘さんがiPhone持ってるのを見ましたが、リン・リン氏に言わせれば超高級品だそうです。
スマホはusefulかと訊ねれば、リン・リン氏は「もちろん!!」
バイクの後部シートよりマンダレー市内西側

そんな最中に寺から門前の車溜まりに戻った私が見かけたリン・リン氏。
一生懸命にスマホの画面を見入っています。
「どうしたの?」
「いや、あとひとつでクリアだから、ちょっと待って」
画面をのぞき込めば二枚のセクシー画像が並んだ間違い探し。
うわっ、なんてベタな。
ちょっと肌の露出が多めという程度の、しかし色っぽい表情の女性です。
セクシーということなら、タンクトップで闊歩する欧米女性観光客の方が強烈だとは思いますが。
余談ながらバガンでは上半身ビキニのお姉さんを見ました。
たまたま警察官と話していたんで、あれは大丈夫なのかと尋ねてみたところ、若い警官は笑って「問題ない」とのこと。
さて、しばらく悩んでいたリン・リン氏は、やがて「おぉ」と声を上げて画面を指さし、「こっちは肩紐がずり落ちている」と勝利の笑み。
これがusefulということか・・・
マンダレー側から見たザガイン・ヒル
エーヤワディ河対岸のザガイン・ヒルより東を望む

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