でもって、儂は夕闇のヤンゴンに降り立った。 最初はね、なんだかインドみたいな街並にタイの北部人みたいな人たちがいるだけじゃん、て少しがっかりしたんだよね。 バングラディシュみたいな圧倒的な貧しさの大海原というでもなし、インドのハチャメチャさというのでもなし。 カルチャーショックに欠けるかな・・・なんて。 で、空港から40分ほどかけてタクシーでダウンタウン(旧市街)の、そのまた外れに来たら、あぁ・・・やっぱ来て良かったぁぁぁ!! 日の暮れきった街角に並ぶ屋台の連なり、スコールの後にぬかるむ裏路地には野良犬どもが憩い、街ゆく人々の活気と南国の臭気と湿気が身体を包んでいく。 初日の夜だから、ざっと1時間弱だけしか散歩できなかったけど、ここは面白い。 もっと早く来れば良かった。 嫁なんかさっさと別れて。 チクショー!! 以下、ヤンゴンのタクシー車中で気づいたこと。 ここは舗装道路が行き届いている車社会。 バイクがまったく走っていない(一台だけしか見なかった) タイやベトナムはバイク社会なのに、なぜ? 車の9割は日本車で、しかも現行販売車が半数以上。 軽トラックはそこそこ走っている。 しかし軽乗用車がまったく走っていない。 ワンボックスも不人気。 みんなウインカーをあまり使わない。 インドほどクラクションを使わない。 みんな綺麗に車に乗っている。 (バングラではウインカーやサイドミラーがすべて破損してるからね) 野良犬が多い。 猫も少し。 夜に街を歩いている女性が多い。 そもそもインドと違って、女性が商店や屋台の店頭に立って商売してる。 蚊がいまのところいない。 街路樹や庭木がまったく剪定されていない(東南アジアらしいな)。 そんな感じかな。 こんな「なぜ」の原因をあれこれ推測しながら街を見るのは、とても楽しいです。 明日は旧市街を徹底的に歩くので、街のなんだこれ?編が書ければと思っております。 あと写真もね。 ではまた明日。
2015-05-26
ヤンゴン初夜
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